【図解で簡単!】コーチングとは? 正しい意味や相手が変わ仕組みを解説!

コーチング

コーチングとは? -誤解と正解-

コーチングを簡単に説明すると「相手の中にある”答え”を引き出し、自発的に行動ができるよう促進するコミュニケーション」です。

よく、傾聴や共感=コーチング と理解されがちですがこれは間違いです。聴いてもらって気持ちがスッキリする、落ち着く経験がある方もいらっしゃると思います。ただし、傾聴、共感はコーチングを行ううえでのスキルの一つであり、これ自体が目的ではありません。

コーチングでは、相手が前向きな新しい”気づき”を得て、新たに”行動する”まで促すことができてコーチングとなります。

どんなに気持ちがスッキリしたり前向きになっても、行動しなければ現実は何も変わりません。行動ができて初めてコーチングが出来たとなります

コーチングの仕組み

もう少し詳しくご説明します。コーチングが働く仕組みは主に以下の3つです。

  1. 答えは相手の中にある
  2. 現状のコンフォートゾーンからの脱出
  3. 一人ではなくコーチと並走で進む

答えは相手の中にある

コーチングでは、コーチングをする側を「コーチ」、コーチング を受ける側を「クライアント」と呼びます。

コーチングの大前提は「悩みの解決方法=答え は “クライアントの中にある”」です。
そのため、コーチから「こうした方が良い/私はこうしてきた/こういう方法もある」は一切お伝えしません。

クライアントからすると、
「いやいや!現状どうやったらいいか自分では分からなくて、その答えを教えて欲しいんですよ…!」となると思います。

あなたが”今”言葉にできる気持ちはたったの5%と言われています。
ストレス環境や業務過多、お金や時間などの制限を気にしてしまい、
あなたの“本音や本心” “本当にやりたいこと” は無意識の中に埋もれてしまっています

コーチングでは、

▶︎ あなた自身も気づいていない“本心”へアプローチをする質問を繰り返します
例)「”あなたが”本当に大切にしたいことは…?」「他人軸/会社軸ではなく、あなたにとっての理想は…?」

▶︎ 話していくうちに、あなたが“本当にありたい姿”に徐々に気づき、さらにやるべき行動を”未来視点から”考えます
※今は時間がないから…、●●の制限があるから…といった現状ではなく、”ありたい姿のあなたならどんな行動をするか”を深堀ります

現状のコンフォートゾーンからの脱出

人間の本能として、現状に留まり続けること=居心地の良い状態と感じる性質があります。
この状態をコンフォートゾーンと呼びます。逆に言うと、現状から脱却をすることは不快と感じる性質です。

皆さん経験がある「三日坊主」はまさにこのコンフォートゾーンの働きです。
例えば、ダイエットを始めようと1日目は意気込んでランニングを始めたものの、4日目には続かなくなってしまった。
これはランニングをしていなかった状態=コンフォートゾーンとして脳が認識しているため、ランニングを続けることが不快、ランニングしない日常に戻りたい!と本能的に感じてしまうのです。
ダイエットを始めた目的が、曖昧であったり、その時の強い意思、衝動レベルであればあるほど三日坊主になります。

本能的なものですのでこの仕組みを変えることはできません。
そこでコーチングでは、クライアントの本音や本心、本当にありたい状態こそが本来のコンフォートゾーンであると気づかせることで、コンフォートゾーンをずらします。
すると、現状に留まることが不快で、現状を変える行動をし続けていることがむしろ居心地が良くなり、行動へと移せるようになります。

気づいていただくためには、より具体的に、5感でイメージできるレベルまでクライアントの本音本心やありたい姿を引き出すことが重要で、コレこそコーチの役割となります。
例) 理想の状態の時に、「どんな場所で」「どんな気持ちで」「誰と一緒にいて」「周りの景色はどんな色で」「どんな声を周りからかけてもらっていて」「どんな毎日が送れてる」か、など

一人ではなくコーチと並走で進む

目標に向かって進む場合、最短距離で進むことはほとんどなく、障壁や予想外のイレギュラー対応にぶち当たります。結果、目標に向けて進むこと自体を諦めてしまったり、スケジュールが遅れたり、望んだ以上の成果が得られないことがあります。
皆さんも過去の経験(ダイエット、筋トレ、仕事、就活、資格、受験…)で心当たりがあるのではないでしょうか?

障壁やイレギュラー時にこそ、コーチングは有効です。本当にクライアントがやるべきこと、集中すべきことをコーチが問いかけることで、 打破する糸口を考える余裕 や 今やるべきこと が見えてきます。

時には、「結果を10倍にするには何をする…?」「半分のスケジュールで達成するとしたら何を優先する…?」といったクライアントの思考キャップを外す質問をすることで、クライアントが勝手に決めて言いた限界 や ココまで出来れば良いや…といった思考停止、それ以上の気づきをクライアントは得るきっかけになります。

結果的に、一人で目標に向けて行動するよりも、コーチと共に進むことでより早く!より高い!目標達成を実現することが可能です。

まとめ

以上、コーチングはそもそも何なのかといった概要やクライアントが変わる/動くコーチングの仕組みを紹介いたしました。

まとめると
  • コーチングは、相手の中にある”答え”を引き出し、自発的に行動ができるよう促進するコミュニケーションスキル
  • コーチングの仕組みとしては…
    1. 悩みの解決方法=答え は “クライアントの中にある”ため、”本心”へアプローチをする質問を繰り返し、“本当にありたい姿”に気づいてもらう
    2. クライアントの本音本心やありたい姿をより具体的に、5感でイメージできるレベルまで引き出し、本来のコンフォートゾーンであると気づいてもらう
    3. 障壁やイレギュラー時に、クライアントの思考キャップを外す質問をすることでより早く、より高い目標達成を実現することが可能

コーチングの効果は分かっていただけたかと思います。次の記事では、実際に仕事や子育て等でどのようにコーチングを活用すれば良いのかをまとめております。

皆さんのコーチングスキルアップに少しでも貢献できるようブログ記事を適宜アップしておりますので、閲覧/応援よろしくお願いします!


小山優の
コーチングを受けたい!

もっと
コーチングを学びたい!

問い合わせ
 

コメント

タイトルとURLをコピーしました